概要
東宝・レジェンダリの両社監修のもと、日本を代表する怪獣「ゴジラ」を中心とした大型ワールドを企画・制作しました。こちらは、Minecraftの公式作品としてリリースされています。
映画フィルム越しに私たちを恐怖させ、そして魅了してきた「ゴジラ」。1954年の初公開から70周年を迎えた今でもなお、根強い人気を誇っています。そしてその人気は日本に留まらず、海を越えたハリウッドでも劇場作品が制作され続けています。
一方、時代とともにゴジラの描き方は変化していきました。白黒フィルムに映えるゴジラは恐怖を与える対象としてはじまり、やがて色鮮やかな怪獣たちと共演、そして再び人類と対峙します。しかしときには「人類の味方」のように振る舞うことも忘れてはいけません。
このように時代を超え、さまざまな姿で愛されるゴジラを表現するのにふさわしい舞台として、Team-京は「映画館」を選びました。
各年代の作品をイメージした4つのスクリーンが、プレイヤーを待っています。
スクリーン1
戦後の混乱も覚め止まぬ1954年に銀幕デビューを果たしたゴジラ。その姿は白黒フィルムの中で勇ましく、一方で恐怖の対象でもありました。スクリーン1はそんな「人類の恐怖の象徴」としてのゴジラを映し出します。
一般市民であり、対抗できる手段を持たない私たちは、この「恐怖」から逃げるほかありません。とにかく安全な地点まで逃げ切ることが第一。落ちている食料を確保しながら、熱線やがれきに当たらないようルートを確保しましょう。
しかし、そのルートの途中には逃げたくても逃げられない人々が助けを待っています。彼ら彼女らに手を貸すのか、それとも・・・。
選択肢は2つに1つ、「助ける」か「助けない」かです。
スクリーン2
巨大怪獣となって街を破壊してみたい。そんな衝動に駆られた経験はありませんか? スクリーン2は怪獣と戦うゴジラを、自らのプレイで演出できるスクリーンです。
あこがれの「ゴジラ」になったプレイヤー。そこにやってきて戦いを挑んでくるのは、これまでの「ゴジラ」作品を彩ってきた数々の怪獣たちです。もし街が焼け野原になろうとも、怪獣たちを倒すことが優先。むしろ街を破壊することで、有利なアイテムが見つかるかもしれません。
体力も気にしつつ、熱線や尻尾攻撃を活用しながら迫りくる怪獣たちとの攻防を繰り広げましょう。
スクリーン3
ゴジラの歴史は、その時代の人類と対峙してきた積み重ねでもあります。スクリーン3では3つめの側面、ゴジラに抗う姿に注目して構成しました。
突如姿を見せた「巨大不明生物」。しかし私たちに対抗する手段は決して多くありません。出来るのは鉄骨の壁を作って、その進路をふさぐことのみ。しかしその壁ももろく、彼はいとも簡単に破壊してきます。
無事撤退させても油断は禁物。再度の襲来に備え、街を改造する必要があります。アイテムの種類こそ増えたものの、できることはわずか。でもその積み重ねこそ、これまでの人類との対決の根本にあるかもしれません。
そして予期された襲来の時。そう、このゴジラは「進化」します。
スクリーン4
2021年公開のレジェンダリ社制作作品「ゴジラvsコング」では、同社のプロデュースする「モンスターバースシリーズ」の第4作として、アメリカを代表する怪獣「コング」との共演が実現しました。この作品をベースに、ゴジラの戦いを鑑賞できるのがスクリーン4です。
プレイヤーはモナークの観測隊員となり、垂直離着陸機HEAVに乗ってゴジラとコングが関わる対決を見守ります。もちろん任務である以上、手持ちのカメラでその姿を克明に映し出すショットを狙わなければなりません。
巨大な図体が目の前でバトルを繰り広げる、そんな様子を間近で楽しみつつ、着実に任務をこなしましょう。
コレクションルーム
ゴジラ作品の脇役として、ときには主役級として彩ってきた数々の怪獣たち。そんな怪獣たちをできるだけ集めたコレクションルームを作りました。
各スクリーンをプレイすることで獲得できるコインを使ってカプセルボックスを回すと、怪獣のモデルや展示パネルが増えていきます。41種、全部集めればさながら「怪獣ミュージアム」。見て回って楽しめる、夢の空間を作り上げましょう。
細部へのこだわり
スクリーンサイズ
ゴジラ初公開から70年を迎える間に、日本の映画鑑賞のスタイルも変わりました。1~3の大きなスクリーンかつ入場料金制・自由に出入りできたかつての「映画館」は、スクリーンを小さくしつつその数を多くし、完全入れ替え制・指定席を実現した「シネマコンプレックス」へと姿を変えてきています。
そんな時代変化を表現するエッセンスとして、スクリーン1/2とスクリーン3/4では劇場の大きさを分けることにしました。
4スクリーンそれぞれのゴジラ
ゴジラ作品の特徴のひとつとして、時代により描かれるゴジラの姿に変化があることが挙げられます。それは今回の制作にとって頭を悩ませる部分ではありましたが、その時代時代に合わせた表現のひとつでもあり、大切にしなければならない要素でした。
そのため今回は東宝監修のもと、「1954年のゴジラ」「1984年のゴジラ」「2016年のシン・ゴジラ」「2021年のレジェンダリ・ゴジラ」をそれぞれマインクラフトの造形へ落とし込んでいます。ぜひ、その細かな違いもお楽しみください。
Copyright
Created by Team-KYO, Japan Crafters Union and Impress Corporation
In collaboration with Mojang Studios
Music composed by Adam Lukas and James Everingham for Bleeding Fingers Music
TM & © TOHO CO., LTD.
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